母の日の代表的な贈り物というと、カーネーションなどの花ですね。
その母の日の花を、生花ではなくドライフラワーを贈るのは失礼にはならないのでしょうか?
今回は「母の日にドライフラワーを贈るのは失礼なのか?」について調べてみました。
他にも気になる母の日に贈るドライフラワーのマナー違反の場面など、マナーについても紹介します。
母の日にドライフラワーは失礼!?マナー違反になる?
ドライフラワーは一言でというと乾燥させた花ですが、そのカサカサとした質感とドライフラワー独特のレトロな色合いが魅力です。
また、生花に比べて長持ちすることでも人気ですね♪
けれど、お祝いや感謝の気持ちを表すプレゼントとしては、そのドライフラワーの特徴がかえって寂しい印象を与えてしまうような気がします。
そのため、プレゼントとしてはふさわしくないように思いますが、受け取る相手の好みを考えて贈る、気持ちのこもったおしゃれなドライフラワーは、決してマナー違反にはならないようです。
母の日にドライフラワーは失礼!?マナー違反になる場面とは?
先に紹介したように、ドライフラワーを母の日にプレゼントすることはマナー違反ではありません。
花や果実などを自然のまま乾燥させたドライフラワーは、年を重ねるごとに色合いが変化していくものです。
その色合いの変化が素材によって違い、味のある、おしゃれな花束になることでしょう。
しかし、このドライフラワーをプレゼントする時に気を付けなければいけないポイントがあります。
欧米ではドライフラワーを永遠の花ととらえて、「永遠の愛情」や「先祖への感謝の気持ち」などとお祝いのプレゼントに使われていますが、日本では「枯れた(死んだ)花」とイメージされることもあるからなのです。
また、風水的にも運気を下げると言われています。
これらのことから、母の日のプレゼントを受け取るお母さんが風水などを気にする場合はドライフラワーを贈ることは避けましょう。
母の日に避けた方が良いプレゼントは?
ドライフラワーも相手が風水や縁起物などを気にするお母さんでなければ、問題ないことがわかりました。
そこで気になるのが、母の日に避けた方が良いプレゼントとは何があるのでしょう?
調べてみるといろいろあることがわかりました。
●包丁など刃物 ・・・縁を切る
●下着・履物 ・・・相手を下に見る・踏みつける
●現金・商品券 ・・・見下している
けれど、これらは言葉遊び的なものや、縁起を担いだ考えから来ています。
お母さんの性格や好み、自分との関係・距離感を考えてあまりとらわれず、あくまでもこういう考えもあるという参考にしてくださいね。
母の日のプレゼントを贈るときのマナーとは?
母の日のプレゼントを贈る時、気を付けたいマナーをいくつか挙げてみたいと思います。
食品の場合は健康面や消費期限を考える
お母さんの好きなお菓子や食品を贈る際、お母さんの持病に差し障りがないか確認しましょう。
例えば、糖尿病などを患っている場合は甘いものなどをもらっても食べられない場合もあります。
また、消費期限が短いものは食べきれないことも。
「せっかくプレゼントしてもらったのに食べられず申し訳ない…」とお母さんの気持ちを沈ませないようにしましょう。
送り主が夫婦の場合は連名で贈る
結婚して独立しても、母親からはいくつになっても子供は子供です。
そんな子供から夫婦連名で贈られると、それだけでお母さんは安心することでしょう。
メッセージを添える
母の日に「お母さんへ」と、お手紙を贈っていた子供の頃を思い出してください。
お母さんにとって、プレゼントを贈られることはもちろん嬉しいことですが、子供たちからのメッセージは品物以上に嬉しい事なのです。
大人になると、素直に気持ちを伝えることに照れてしまいますが、母の日のプレゼントを贈る際にはぜひ一言でもメッセージを添えてください♪
お母さんいつもありがとうは英語でどう言う?母の日に贈るメッセージ文例12選
母の日のプレゼントに気にすべきポイント
母の日のプレゼントに気にすべきポイントは、相手に気遣わせないいことです。
お母さんに喜んでほしくて頑張りすぎ、受け取った母親に気を遣わせてしまっては本末転倒ですね。
お母さんが素直に喜べるプレゼントを贈るために、相手が恐縮するような金額のプレゼントはせず、好みにあった品物を選べるように、プレゼントを贈る前にそれとなく母親の様子をチェックしておくことがポイントです。
母の日にドライフラワーは失礼!? まとめ
ここまで、「母の日にドライフラワーは失礼!?マナー違反の場面とマナー紹介!」と題して紹介してきました。
ドライフラワーも受け取る相手の好みに合うものであれば、全く問題ありませんでした。
ただし、風水などを考える相手には運気を下げるという意味を持つため、避けた方が良さそうです。
また、母の日のプレゼントのマナーなども、結局のところ相手への思いやりに尽きます。
プレゼントとしてタブーと言われているものも、相手が欲しいものならそれがベストの贈り物です。
全ては受け取るお母さんへの心遣いがマナーに通じるということなのですね。
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