10月31日といえばなんの日でしょうか?そう、ハロウィンです。
今では一年のうちの一大イベントとして、パーティーを開いたり仮装して街を歩いたりしている方も多いですね。
だんだんとクリスマスのような扱いになってきたハロウィン。
今回はそのハロウィンについて、起源の国や、ハロウィンの意味、由来など合わせてご紹介致します。
ハロウィンの起源の国は?
ハロウィンの始まり、起源の国はズバリ、ヨーロッパとされています。
今でいうスペイン・フランス・オーストリア・ドイツやウクライナの一部などです。
そこに引っ越してきた中央アジアの民族である「ケルト人」の文化・収穫祭がハロウィンとして今も残っているということ。
ハロウィンの始まりとなったケルト人の文化・収穫祭とは一体何でしょうか?
次はハロウィンの由来をご説明します。
ハロウィンの起源の国は?ハロウィンの由来!
ハロウィンの由来は、古代ローマ人が「未知の人々」という意味を込めてケルト人と呼んだ、中央アジア民族のお祭りです。
ケルト人にとって10月31日は一年の終わり(私たちでいうと大晦日です)とされており、収穫祭でもありました。
秋の終わりと冬の始まりを意味していて、この日は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたんですね。(今度は日本のお盆みたいですよね)
この死者の霊と同じ道を通って、悪さをする霊も人間界に入ってきてしまうと信じられており、その悪霊達を撃退するために、仮面を被り、焚き火を焚いていたというのが由来となっているようです。
因みにアメリカ大陸からカボチャが来るまで、あのジャックオーランタンは「カブ」で作るのが主流だったそうです。
ハロウィンの起源の国は?ハロウィンの意味!
ハロウィン(ハローウィン)の言葉の語源はキリスト教徒が起源とされていて、単語「Hallowe'en」は聖人達の夜という意味を持つそう。
カトリック教会では11月1日を「諸聖人の日」としていて、10月31日の夜をその中の一部として考えられているのです。(諸聖人というのは、信仰のために命を失った、殉教者という意味です。)
プロテスタントにはそもそも諸聖人を祭るという慣いがなく、むしろハロウィンはキリスト教にとって悪影響という考えが強いようです。
そんなハロウィンが今では宗教を超えて、ある種イベントとして浸透しているのですから、不思議ですね。
ハロウィンの起源の国は?ハロウィンが生まれたきっかけ!
ハロウィンの起源、由来は先ほどお話ししたケルト人の収穫祭にあるのですが、私たちが親しむようになった今のハロウィンはどう生まれたのでしょうか?
やはり日本に入ってきた事を考えると、まずはアメリカにこの風習が入った経緯を知る事が必要かなと私は思います。
ハロウィンがアメリカに浸透し始めたのは19世紀にスコットランドからの移民が大量に入ってきた事が要因とされています。
最初はある種の移民共同体の中だけの内輪のお祭りという感じだったものが、20世紀に入る頃に主流社会へ、そしてアメリカのほとんどの人の間で普及したようです。
またあの「トリック・オア・トリート」の合言葉は、1950年のアメリカの製薬会社から出たキャッチフレーズということでした。
ハロウィンの起源の国は? まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ハロウィンの起源の国は?」と題して、ハロウィンの由来、歴史などをご紹介しました。
ハロウィンは日本でも大きくイベント化され、今では様々な問題を引き起こしたりもしていますね。
2020年には特定の人を傷つけかねないような仮装はやめよう!という働きかけや、文化を汚すような行いはやめよう!という動きも見られています。
2021年、今年の10月は決して大きなイベントが出来る状況ではないかもしれません。
これからまた自由に外を歩ける日が来た時も、ハロウィンのイベントをする人もしない人も、みんなが笑顔になれるようなイベントへと発展していったらな、と思っています。
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