冬至の日には、家庭でゆず湯を楽しまれる方も多い事でしょう。
そこで気になるのが、ゆず湯に使われた後の柚子です。
ゆず湯で使われた柚子は食べられるのでしょうか?
また、ゆず湯は再利用できるのでしょうか?
今回は、ゆず湯の柚子の使い道とゆず湯の再利用について調べてみました!
柚子湯の柚子の使い道は?
皮をゆず湯として再利用する
ゆず湯として使った柚子。
一度使っただけで処分するのは勿体ないですね。
そこで、入浴後に柚子を取り出して洗い、その柚子の皮だけを包丁などで剥いておきます。
その剥いた皮をネットや袋に入れて、翌日の入浴時にお風呂に入れてもう一度ゆず湯を楽しみましょう ♪
多少、香りが少なく感じるかも知れませんが、皮から柚子の成分が抽出されるのでゆず湯を堪能することができます。
アロマ(芳香剤)として使う
ゆず湯に使った柚子を取り出して、果汁を搾ります。
その果汁をお好みで薄め、アロマポットで焚くと爽やかな柚子の香りが漂います。
また、ゆず湯から取り出した柚子の皮を剥いて、風通しの良い場所で乾燥させます。
乾燥した皮を扱いやすい大きさに切り、小皿やネットなどに入れて玄関などに置いておいてもアロマ(芳香剤)として使うことができます。
ただ、ゆず湯で香り成分がすでに出ているため、ふんわりと香る程度ですが、爽やかな気分になります。
台所やお風呂の掃除に使う
柚子の皮は水垢・湯垢などを取るお掃除に使えます。
ゆず湯に使った柚子をスライスして、内側の白い皮の部分でバスタブや蛇口、お風呂の鏡などをこすると水垢・湯垢が取れてスッキリします。
同様に台所のシンクや蛇口の掃除にも使えます。
柚子の皮がボロボロになって使いずらい場合は、目の細かいネットなどに入れてそのネットごと使うと良いでしょう。
電子レンジの掃除に使う
オレンジパワーなどとうたった、柑橘類が原料の洗剤を見かけますが、同じく柑橘系の柚子も油汚れを落とすことが出来るため、電子レンジ庫内の掃除に適しています。
柚子をスライスして耐熱容器に入れ、ラップをせずにそのまま電子レンジで温めます。
蒸気が出るくらいまで温め、電子レンジの庫内についた蒸気を利用し、ペーパータオルなどで拭き取ります。
仕上げは、水につけて硬く絞ったペーパータオルや布巾などで拭き上げて完了です ♪
肥料として使う
柚子の皮を風通しの良い場所で乾燥させ、カラカラにします。
それを細かく砕いて、土に混ぜると肥料になります。
柑橘系の香りが苦手な虫除けにも効果がありそうです。
ゆず湯後のゆずは食べられるのか?
柚子は、果汁・果肉・皮…と料理に大活躍する素材です。
けれど、さすがに家族みんなが入ったゆず湯に浮かべていた柚子を、入浴後に食べるというのは衛生面から見てもやめた方が良いでしょう。
そのため、柚子を料理で使う場合はあらかじめ使用する部分を料理用にとっておき、残った部分をゆず湯に使と無駄がなくなります。
つまり、柚子の皮をすりおろしたり、刻んだりして料理に使いたい場合は、皮を剥いてとっておき、実だけをネットに入れてお風呂に浮かべ、果汁を使いたい場合は実をとっておき、皮だけをネットに入れてお風呂に投入するということです。
これで、安心してゆずも料理に使えます!
ゆず湯の再利用できる?
洗濯水
「ゆず湯の残り湯を、洗濯に使ってもいいのかな…?」とちょっと考えてしまいますね。
調べてみたところ、洗濯に使用しても問題ありません。
ただ、おしゃれ着などのデリケートな素材の衣類の場合は、シミなどが出来ないとも限りませんので、念のため避けた方が安心です。
●注意点
洗濯機に柚子の果肉や種などが入らないようにしましょう。
吸水ホースや排水ホースなどに詰まって、トラブルの原因になる可能性があります。
出来ればお風呂には柚子をまるごと入れるようにし、柚子を切って入れる場合は必ずネットや袋などに入れましょう。
掃除
ゆず湯の残り湯には、柚子から抽出された油などを落としやすくすると言われる成分が入っているので、その残り湯を使ってそのままお風呂掃除をしたり、床拭きなどをするのもオススメです。
●注意点
この場合も、せっかくの掃除で柚子の果肉や種が散らからないように、残り湯には柚子の果肉や種が混じらないようにしましょう。
柚子湯の柚子の使い道は? まとめ
柚子は捨てるところがないほど、使い道がたくさんあることがわかりました。
ゆず湯として使われたあとも、洗剤代わりになったり、肥料になったり。
柚子を食べる場合は、先に食べる分を分けておいてから、お風呂に入れるなどの工夫をすると、柚子の全てを堪能することが出来ます。
ゆず湯を楽しんだ後も、柚子を有意義に使えるのはいいですね ♪
ぜひ参考にしてみてください。
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