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手紙の気付の意味とは?正しい書き方とマナーを解説!豊富な文例も♪

 

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手紙の気付の意味とは?正しい書き方とマナーを解説!豊富な文例も♪ 暮らし
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会社宛ての手紙、宛て名の部分に「気付(きづけ・きつけ)」という言葉が記載されているのを見たことありませんか?

ビジネスにおいて、資料や請求書を相手側に送付するときに使う「御中」や、「様方」の意味はわかっていても「気付」の意味や使い方まで理解できてなくて、なんとなく使ってる…なんてことありますよね。

今回は、その意味や使い方が分かりにくい「気付」を解説します。

またビジネスレターで見られる「気付」の参考例も紹介します。

 

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手紙の気付の意味とは?

手紙の気付の意味とは?

「気付」には、大きく分けて2種類の意味があります。

①注意を促すこと。

②直接相手の住所に送らず、一時的にそこに滞在している人や、配送先の住所と関係のある人、その人の立ち寄り先などに宛てるときに添えるため。

宛名にかかれている「気付」という語は、2つ目の意味で使用されます。

「送りたい相手に確実に届けてほしいので、取り計らって欲しい」という意味を含んだ表現です。

 

手紙の気付の意味とは?正しい書き方と使い方

手紙の気付の意味とは?正しい書き方と使い方

宛名に書かれている気付は、本人ではなく送り先の誰かを通し、郵送物や手紙を渡してもらうことになります。

基本的に「気付」は、個人へ送る時には使いません。

送り先が会社や一時的な滞在先など別の組織である時に使います。

「気付」使用の際のポイントは「受け取る人がその会社や組織に属していない」ときに使うということです。

では、具体的に封筒などの宛名の「気付」の書き方を紹介していきましょう。

個人宅など、2名以上で住んでいて、且つ、苗字が違う場合などに

「○○様方 ○○○○様」

と記入することがあると思います。

これと書き方は似ています。

たとえば、出張などで東京のホテルなどに滞在しているとします。

その際は、

「東京都○○区○○10-10 ホテル△△ 気付 ○○○○様」

このように書いておくとよいでしょう。

実際にホテルに住んでいるわけではありませんがこのように書いておくと、こちらのホテルに短期滞在しているということが簡単に相手側にも理解できます。

特にビジネス関係の書類などを送るのであれば是非マナーとして「気付」として書いておきたいものですね。

書き方を覚えておくと、スマートな宛名を書くことができます。

もう少しバリエーションを加えて書き方の説明をしていきます。

たとえば、法人などで、大きな●会社の中に、■会社が子会社として入っているとします。

こういうときにも宛名に「気付」の使い方を覚えておくと、記入が簡単です。

「株式会社●●● 気付 株式会社■■■ ▲▲▲部★★★様」
「株式会社●●● 気付 株式会社■■■ 御中」

などと書いておくと、分かりやすいです。

また、病院でも同様で「気付」を使用すると便利です。

会社の同僚や上司が入院したとして、もし何か急ぎの資料があって送る場合にも、同僚や上司は病院に所属してるわけではないので、「○○病院 気付 〇〇○○様」とこのように書いておくとよいでしょう。

 

手紙の気付の意味とは?知っておきたいマナー

手紙の気付の意味とは?知っておきたいマナー

郵送物の宛名書きは見られていないようで、よく見られているものです。

誤った表記をしてしまうと指摘はされないものの「一般常識がない」と思われ、会社のイメージダウンにもつながり兼ねません。

そんな些細なことで、信用を落とすのはもったいないですよね。

「様方」や「御中」は、宛名書きにおいて「気付」と混同しやすい語です。

「様方」は個人宅に同居している人に書簡を出す場合に使います。

個人宅の場合に「気付」は使えません。

「御中」は会社や団体、部署やグループの宛名書きの際に使われます。

宛名書きによく使用・見られる3つの語の違いを知ることで、宛名書きにおけるビジネスマナーを習得したことになります。

ちなみに「気付」の後は改行をすると、誰宛のものかわかりやすくなります。

株式会社A会社 △部 気付
          ○○様

 

手紙の気付の意味とは?宛先別の文例集

手紙の気付の意味とは?宛先別の文例集

ここからは、宛先別の文例集を紹介します。

個人の家庭宛には「気付」は使わない

個人が個人の家庭に送る場合には「様方」を使いますが、一時的な滞在であれば「気付」を使うことがあります。

◯◯様方 ◯◯様   ※常住の場合
◯◯様 気付 ◯◯様 ※一時的な滞在の場合

別会社を通じて送る場合

○○社に出張で出向いており、◯◯社◯◯部を通じて郵送する場合
A社を介しB(個人)に送る 「株式会社A(会社) 気付 B様(個人)」

書き方の例:
◯◯県◯◯市◯◯町○丁目○番地
株式会社A ◯◯部 気付 B様

ワーキングスペースを借りていて、その中にある別会社に送る場合

ワーキングスペースなど大きな会社(A社)に間借りしている小さな会社(B社)に書類を出す場合

A社を介してB社に送る 「A(A会社) 気付 B御中(B会社)」

書き方の例:
○○都◯◯市◯◯町○丁目○番地
株式会社A 気付 株式会社B 御中

ある会社のワーキングスペースを借りている別会社の社員に送る場合

例:大きな会社(A社)に間借りしている小さな会社(B社)の◯◯さんに書類を出す場合

➝ A社を介してB社の◯◯に送る 「A社(会社) 気付 B社(会社)◯◯様(個人)」

書き方の例:
◯◯県◯◯市◯◯町○丁目○番地
株式会社A 気付 株式会社B ◯◯様

 

手紙の気付の意味とは?まとめ

手紙の気付の意味とは?まとめ

頻繁に使うことはなくても、ビジネスマナーとして「気付」の使い方、覚えておくと便利ですね。

受け取る方も、意味が理解できるので親切にみえるかと思います。

正しく理解していれば、便利な語ですのでどんどん使っていきましょう!

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