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お煮しめとは?意味や筑前煮との違いは?お煮しめ人気レシピも紹介!

 

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お煮しめとは?意味や筑前煮との違いは?お煮しめ人気レシピも紹介! おせち
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お煮しめというと、これからの季節は特に献立に登場する機会が増えますが、「お煮しめ」とはどういう意味なのでしょう?

また、筑前煮とほぼ同じに見えるのですが、「お煮しめ」と「筑前煮」の違いは何なのかも気になる所です。

そんな、お煮しめについてを、人気レシピと併せて紹介します!

 

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お煮しめとは?

お煮しめとは?

お煮しめとは、鶏肉・根菜・芋・こんにゃく・蒲鉾・油揚げ・などを具材としたもので、煮汁が少ししか残らないくらいに、だし・砂糖・みりん・醤油で時間を掛けて煮る料理です。

具材は、地方によって多少変わっていて、魚を入れる地方もあります。

また、関西地方では仕上げに照りが出るのも良しとしますが、関西地方では照りが出ないように煮るという違いがあるそうです。

お煮しめの意味や由来は?

お煮しめの意味や由来は?

お煮しめは、野菜や芋類などの具材を型崩れしない様にしながら、時間をかけて煮る煮物料理のことで、その名前の意味は、一気に煮込んでしまわずに「煮ては冷ます」を何度か繰り返して、煮汁をしっかりと染み込ませる(煮しめる)ことから来ています。

このように、お煮しめの味付けは砂糖や醤油などで、しっかりと濃い目の味付けをするために保存が効き、「三が日は火を使わずに済む」ということから、お正月料理に最適です。

その昔、砂糖などが貴重だった頃にその貴重な調味料と、根菜・芋類・肉など多くの具材を使ったお煮しめは、一説には「おせち料理の元祖」とも言われています。

また、お正月に限らず、お祝い事など多くの人が集まる時の御馳走として振舞われる料理です。

 

お煮しめと筑前煮の違いは?

お煮しめと筑前煮の違いは?

一見、どちらも同じ煮物に見える「お煮しめ」と「筑前煮」ですが、やはり別物でした。

その違いは具材と調理方法にあります。

基本的な具材はどちらも根菜・こんにゃく・芋類など同じなのですが、筑前煮には鶏肉(骨付きでなない)が欠かせないのです。

その点、お煮しめの方は鶏肉以外の肉や魚、練り製品でも良く、肉が入っていなくても構いません

また、調理方法ではお煮しめが具材をそのまま煮込むのに対して、筑前煮の方は、まずは具材を油で炒めてから煮るのです。

この煮る前に油で炒めるという調理方法が、福岡県の筑前地方独特の方法だったことから、その地方の名前を取って「筑前煮」と言われるようになったそうです。

お煮しめの人気レシピ紹介!

このYouTube「レシピブックTV」チャンネルで、お煮しめの作り方が紹介されていました。

和食ならではの、素材の下ごしらえや飾り切りの方法が動画でとてもわかりやすく説明されています。

特にツルツルと滑る里芋の下ごしらえなどは、包丁で皮を厚めにむいているのが驚きでした。

自分で皮をむく時は、ピーラーで薄くむいていたため、余計にツルツルと滑って手間がかかっていたのですね!

キレイに皮をむかれた真っ白な里芋に、煮る前から「美味しそう~!」と声が出てしまうほどでした。

このプロのレシピを参考にしながら、具材や味付けなどを考えて、それぞれの家庭に合ったお煮しめを作ってみてはいかがでしょう ♪

お煮しめとは? まとめ

お煮しめとは? まとめ

ここまで、お煮しめについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

煮たり冷ましたりを繰り返しながら、煮汁が少しだけ残るくらいまで煮込む「お煮しめ」は、しっかりと味が染み込んで、本当に美味しそうですね!

また、保存も効くために年末にドンと作り置きできるので、お正月はキッチンに立ってお料理に追われることも少なくなり助かります。

このお煮しめには、さまざまな具材が一つの鍋で一緒に煮て作られることから、

「家族仲良く一緒にいられますように…」

との意味もあるそうです。

今度のお正月は、お煮しめだけでも手作りしてみようかな…と思いました。

 

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