うっかり古くなってしまったお米の処分方法…悩みますね。
調べてみると古くなったお米は寄付したり、肥料として使ったり、なんとリサイクルすることも出来るようなのです。
そんな気になる古くなったお米の処分方法、寄付や肥料、リサイクルやその他の使い道についてまとめてみました!
古くなった米の処分方法は?
保存していたお米が古くなり、なんとか再利用できないか苦心した末、どうしてもゴミとして処分しなくてはならない場合があります。
そんな時、どのようにして処分すると良いのでしょう。
お米は生ごみのため、「燃えるゴミ」に分類されます。
各地域指定のゴミ袋に入れて、「燃えるゴミの日」に捨てましょう。
ただ、やはり人目が気になりますよね。
また、お米の量によってはかなり重くなります。
そこで、ビニール袋で小分けにし、新聞紙やチラシなどで包んでから、指定のゴミ袋に入れて捨てると、重さの調整もでき、周囲の目からお米だと知られずに済みます。
古くなった米の処分以外の使いみちは?
古くなったお米を「燃えるゴミ」として処分する前に、少しでも有効な使い道はないものか調べてみました。
寄付する
古くなったお米が、まだ食品衛生上問題ない状態の場合はフードバンクに寄付することができます。
それによって、福祉施設や支援施設、児童養護施設などの団体や、経済的に困っている高齢者やひとり親の家庭、病気などで働くことが出来ずにいる方、DVから逃れている方…など個人の方々を支援することが出来ます。
売る
古いお米と言いますが、一方で結構な需要があるのも事実です。
なぜなら、古米ならではの良さがあるからです。
例えば、炒飯やカレーライス、炊き込みご飯、そしてお寿司などは新米よりも古米の方が美味しくなるそうです。
白いご飯を堪能する場合は新米が美味しいのですが、お米自体を調理するような料理の場合は、きちんと保管されていた古米の方が余分な水分が抜けていて美味しくなるそうです。
そこで、よく利用されているのが「ジモティー」というサイトです。
地元の掲示板というキャッチフレーズの「ジモティー」の「売ります・あげます」のカテゴリーでは、いろいろなタイプの古米が数多く出品されていて、古米が欲しい方の人気も高いようです。
鳥の餌にする
古いお米を庭に遊びに来る鳥たちの餌にする…というのも一つの方法ですね。
しかし、集まる鳥たちがあまり多くなってしまうと、フン害や鳥インフルエンザなどの心配からご近所トラブルにもなりかねません。
けれど、地方自治体や養鶏場、動物保護団体などで餌として寄付を募っているところがあります。
そういった団体であれば、古米を動物たちのために安心して任せることができます。
●柏崎市
肥料にする
古米にはデンプンの他にも、タンパク質やミネラルが含まているため、畑にまいて肥料として活用することができるそうです。
古米が土の中の微生物のエサになってくれるそうですが、お米は土の中で発酵しにくいために、一度にたくさんまかない方が良いようです。
ホットアイマスクに使う
スマホを使う今の生活は、目を酷使しています。
目の酷使は、疲れ目やドライアイ、肩こりなど引き起こす原因にもなってしまうため、TVコマーシャルもされているホットアイマスクが人気です。
そのホットアイマスクを、古いお米を利用して自分で作ることができます。
家にある布の端切れや、タオルを袋状に縫ってその中に古米を入れるだけです。
大きさやお米の量は、お好みで良いと思います♪
レンジで30秒~40秒を目安にチンして温めるホットアイマスクは、何度も使えるので古いお米の使い道としても、とてもエコですね!
糊にして使う
ご飯粒を潰して、応急処置的な糊として使うことありませんか?
そうなんです!お米は糊になるのです。
そこで古米の処分方法のひとつとして、糊を作る方法を紹介します。
1.古米を水に浸す(半日~1日)
2.古米が水をしっかりと吸収しているのを確認したら、ミキサーにかける。
3.ミキサーにかけたものを鍋に移して弱火にかけ、かき混ぜながらなめらかな半透明状態になれば出来上がり!
※出来上がった糊は冷凍保管ができます。
まだ食べられそうな場合は調理して食べる
古米といっても、まだ食べられそうな場合は、ひと手間加えるなどのアイディア次第で美味しく食べられます。
それがお米として一番の使い道ですね。
米の賞味期限は?カビが生えたら要注意!
毎日食べるお米ですが、その賞味期限について考えたことはありますか?
なんとなく長期間保存が効きそうな印象を持つお米ですが、やはり賞味期限はあるのです。
しかし、販売されているお米の袋には賞味期限は印字されていません。
これはお米が加工品ではなく、農産物で生鮮食品として扱われるため賞味期限の印字義務がないためです。
その代わりに精米年月日が印字されています。
これはお米が玄米から精米された日なので、この日を目安にして美味しく食べることが出来る賞味期限を計算します。
ただし、住んでいる場所の気温や保存状態もお米の賞味期限に大きく影響するために、各家庭により変わってくると思います。
一般的には精米日から考えると、
●春~夏・・・1か月
●秋~冬・・・2ヶ月
と見て良いでしょう。
カビが生えたら要注意!
保存状態が悪いとお米にもカビが発生します。
古くなったお米であれば、なおさら注意が必要です。
お米自体に黒・灰・青・赤・黃・褐色などの色が付いていると、それはカビです。
このようにはっきり色が付いていない場合でも、お米のとぎ汁が黒ずんでいたり、白色以外の色になればカビが発生しています。
他にも、炊飯した時の匂いが嫌な臭いになることで判断できます。
お米のカビは毒性が低いと言われますが、毒に変わりはないので食べないでください。
このお米のカビの毒性は、熱に大変強いため炊飯しても消えず、「加熱すれば大丈夫!」と言えないため要注意です。
古くなった米の処分方法は? まとめ
古くなったお米の処分方法には、様々な選択肢があることがわかりました。
お米の状態に合わせて、寄付したり、需要のある人に売ることも出来ました。
また、アイディアによって再利用も出来るのは嬉しい発見でもあります。
古くなったお米の処分に頭を悩ませている方は、ぜひこれらを参考にして気持ちをスッキリさせてくださいね!
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