綾野剛さんと星野源さんのW主演の話題作、「MIU404」(ミュウ ヨンマルヨン)の待望の1話がスタート!
脚本はあの「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子さんによるオリジナルで、一話完結の警察ドラマです。
刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)で臨時に新設された、第4機捜(通称「MIU404」)で星野源さんと綾野剛さんがバディを組んで、24時間というタイムリミットの中、犯人逮捕のための初動捜査に駆け回ります!
MIU404「機動捜査隊」1話予告
警視庁の刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊も、働き方改革の一環から体制が変更になりました。
臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員として招集されたのが、星野源さん演じる志摩一未(しま かずみ)です。
その志摩一未とバディを組む隊員が、人事のトラブルから見つからないというトラブルに見舞われます。
仕方なく、候補段階で落とされていた綾野剛さん演じる伊吹藍(いぶき あい)を呼び、バディを組むよう命じられる志摩一未(星野源)。
しかし、伊吹藍(綾野剛)がどんな人物なのかわからない志摩一未(星野源)は、あちこちから情報を集めます。
すると
「とにかく足が速い」
「彼については話したくない」
「二度と顔を見たくない」
という声を聞くことになり、不安はますばかり・・・。
そして、迎えた第4機捜任務の初日。
伊吹藍(綾野剛)は意外なことに礼儀正しく、好印象を抱く志摩一未(星野源)でしたが・・・。
MIU404「機動捜査隊」1話ネタバレあらすじ
警視庁の刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊も、働き方改革の一環から体制が変更になり、第1から第3まである機捜のヘルプとして、“第4機捜”の新設の認可を取り付けたのが、1機捜隊長の桔梗ゆづる(麻生久美子)。
そして、その第4機捜に集まったメンバーが、班長の陣馬耕平(橋本じゅん)、警察庁刑事局長の息子・九重世人(岡田健史)、そして元捜査一課だった志摩一未(星野源)です。
陣馬耕平(橋本じゅん)と九重世人(岡田健史)はバディになり、志摩一未(星野源)はひとりあぶれてしまいます。
そこで候補段階で落とされていた伊吹藍(綾野剛)を呼ぶことになり、志摩一未(星野源)とバディを組むことになりました。
しかし、この伊吹藍(綾野剛)はすこぶる評判が悪かったのです。
過去に一緒に仕事をした人たちから、その人柄などの情報を得ようとした志摩一未(星野源)が得たものは
「二度と顔を見たくない」
「話したくない」
など、かなり周囲に迷惑をかけていた様子。
それでも強いて良い所を上げるとすると、皆、声をそろえて
「足が速い」
というのでした。
結局、志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)はバディを組むことになり、1機捜のヘルプとして覆面パトカーの404号車でパトロールをします。
すると、煽り運転の赤い車に遭遇。
志摩一未(星野源)は、赤い車を先に行かせるよう伝えるのですが、伊吹藍(綾野剛)は
「なめられちゃぁダメなんだ」
とかえって挑発してしまうのでした。
それに怒った赤い車が、クラクションを鳴らしながら暴走。
道路交通法違反ということで、警告しながらし、赤い車に停止するよう指示するのですが暴走を続けます。
その暴走中に、道路を渡ろうとしたお婆さんを転倒させたことに激高した伊吹藍(綾野剛)は、志摩一未(星野源)が止めるのも聞かず、煽り運転の赤い車を無理やり止めるのでした。
ドライバー同士のケンカにしか見えないこのやりとりの間、転倒したお婆さんの姿は見えなくなり、代わりにお婆さんの落とし物らしい、おもちゃのステッキが残されていました。
結局、赤い車はドライブレコーダーの記録を確認してみましょうという志摩一未(星野源)の言葉に焦り、謝罪して今後の運転への警告に渋々従うのでした。
その後、暴行事件が発生。
第4機捜は、初動捜査に向かうのでした。
カレー店から出てきた男を何者かがいきなり殴打、犯人は被害者のポケットから何かを抜き取り逃走。
第4機捜の2組のバディは、第4機捜が新設されて初めての事件に取り組み、被害者の男は志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)を煽った赤い車の男だと判明。
その後も、志摩一未(星野源)の鋭い視点と的確な分析・捜査、伊吹藍(綾野剛)の野生的な感と行動力で犯人を特定。
犯人は社用車を使って偽造した車のナンバープレートを付け替えながら、煽り運転を繰り返し、悪質なイヤガラセ行為までしていた、一見普通のサラリーマンだったのです。
その男を探す中、行方がわからなくなってしまったお婆さんも無事に見つかり、はぐれてしまったお孫さんと無事、帰路につくことが出来たのでした。
MIU404「機動捜査隊」1話ネタバレ感想
#01 激突
第4機動捜査隊 新設!
桔梗ゆづる(麻生久美子)の記者会見からスタートした1話、#激突。
凛々しく美しい桔梗ゆづる(麻生久美子)さんは、1機捜隊長でした。
刑事部の初動捜査を担当する第1機捜~第3機捜のヘルプをする部署、第4機捜を新たに設置するために奔走しているようです。
その桔梗隊長(麻生久美子)の運転手をする志摩一未(星野源)は上司と部下のようですが、2人のサバサバとした会話や、部下である志摩一未(星野源)が上司の桔梗隊長(麻生久美子)を茶化したり、ふくれっ面を見せたり出来ることから、旧知の仲に見えました。
そして、その桔梗隊長(麻生久美子)を茶化すネタとなった、ネットで流れた桔梗隊長(麻生久美子)の記者会見時の視聴者のコメント「美人過ぎる隊長」は、本当にその通り!美しい!
けれど、それに対して
「顔で隊長になってない」
と自信たっぷりで言い切る桔梗隊長(麻生久美子)がカッコイイです。
第4機動捜査隊 招集!
第4機捜隊長は、第1機捜隊長と兼任の桔梗ゆづる(麻生久美子)で、その下に班長と呼ばれている陣馬耕平(橋本じゅん)と志摩一未(星野源)。
そこへキャリアのボンボンこと九重世人(岡田健史)が配属され、陣馬耕平(橋本じゅん)の相棒となるのですが、この九重くん(岡田健史)頭は良いのでしょうが、正直過ぎるというか、ちょっと鼻につく言動は、コミュニケーション能力に難ありな青年のようです。
そして、志摩一未(星野源)の相棒はどうやら「足が速い」だけが取り柄で、その他は最悪の男、伊吹藍(綾野剛)でした。
この伊吹藍(綾野剛)、自由です。
そして、チャラカッコイイ!
どうやら彼は、優秀な刑事が集められる捜査一課への配属を希望している様子。
志摩一未(星野源)は九重くん(岡田健史)との会話から、以前はその伊吹藍(綾野剛)が憧れる捜査一課の優秀な刑事だったようです。
まだまだ、志摩一未(星野源)の事を知らない伊吹藍(綾野剛)は、彼のことを侮っている様子なので、このことを知ったら、かなりショックかも!
煽る赤い車とキレる404号車
この1話の煽り運転の赤い車、怖いです・・・。
でも、このところ報道される煽り運転の事件を見ると、こんなことが、いやこれ以上のことが起こっているんですね。
煽り運転をした赤い車の暴走で、道路を渡ろうとしていたお婆さんが転んでしまったのを見てキレまくり、志摩一未(星野源)が止めるのも聞かず暴走して無理やり赤い車を停車させるシーンは、痛快でした!
「上には上がいるって見せていくスタンス」
という伊吹藍(綾野剛)のセリフに、私はそうだ!そうだ!と同調しましたが、それはドラマだからですね。
現実にこんな乱暴な運転の警察車両がいたら非難轟轟で、警察はマスコミなどからも相当な批判を受けることでしょう。
理性の男と野生の男
傷害事件の初動捜査に出た時に、伊吹藍(綾野剛)はふと野次馬たちの方を振り向きましたね。
あれは、通り過ぎた車のエンジン音が気になったのでしょう。
さすが野生!
志摩一未(星野源)は読みは鋭く、分析力も周囲を唸らせる。
けれど「俺は自分も他人も信用しない」「俺は自分の事を正義だと思っている奴が一番嫌いだ」とい志摩一未(星野源)のセリフに、彼の過去に何があったのか気になります。
404 Not found
存在しないページ。
これが4機捜を暗に表しているようです。
しかも、志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)の覆面パトカーは404号車ですもんね!
ナウチューバ―・・・いわゆるユーチューバーですね(笑)
あの動画を撮影していた男はこのナウチューバ―だったのですね。
男の迷惑な動画撮影の仕方、そしてアップした動画のお粗末な内容。
この辺も今の増え続ける動画配信の中にある、問題を浮き彫りにしているように思います。
けれど、これを機に知りました。
4機捜は公表されていない、4機捜という名称自体が(仮)なのだそうです。
俺までマウントをとっちゃったじゃねぇか!
遂に、志摩一未(星野源)が激しく感情を露わにしました!
そしてそれを
「なんだかテンション上がってきたぁーっ!ねっ!?」
と大喜びの伊吹藍(綾野剛)。
彼のヘン顔気味の笑顔がカワイイ♪
この辺りからふたりの間の壁が薄くなった気がしました。
感情の赴くまま暴走してしまう伊吹藍(綾野剛)に対して、志摩一未(星野源)が言った、
「現実の刑事は9割が引退まで拳銃を抜かない、撃たないじゃない抜かないんだ」
「それが日本の警察」
というセリフには、正直切なくなりました。
もう銃は抜かないよ
伊吹藍(綾野剛)のこのセリフ。
志摩一未(星野源)の言葉が届いたんですね!
極悪非道な犯人たちには、伊吹藍(綾野剛)のような対応をして欲しいと思うこともあるけれど人にはルールがあるのですね。
それを破ってしまえば、世界は無法地帯になってしまう。
規則は必要と言い、冷静で正確な行動をとる理性の男・志摩一未(星野源)と対照的に、縛られることを嫌い、鋭い勘を持ちそれを信じて行動する野生の男・伊吹藍(綾野剛)。
そんな2人がお互いを補い合う・・・最強のバディです!
MIU404「機動捜査隊」2話予告
志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)の404コンビがパトロール中、隣を走る車に伊吹藍(綾野剛)が違和感を抱きます。
そんな中、殺人事件の容疑者が凶器を持ったまま逃走中との無線が入ります。
その無線で伝えられた容疑者の特徴から、先ほど違和感を抱いた隣を走る車にその容疑者が関係しているのでは…と追跡を開始するのでした。
陣馬耕平(橋本じゅん)と九重世人(岡田健史)の401コンビが、第一発見者から証言を取り、逃走中の人物は加々見崇(松下洸平)だと判明します。
その加々見崇(松下洸平)は、事件現場のハウスクリーニング会社で働く真面目な社員だったのです。
そして、陣馬耕平(橋本じゅん)は遺体周辺と部屋の状況に不可解な点を発見します。
一方、不審な車を追跡する志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)は、その車を運転する田辺将司(鶴見辰吾)と同乗する妻の早苗(池津祥子)が怯えていることで、車内に逃走中の加々見が乗っていて、移動しながら立てこもりをしているのではないかと、慎重に様子を伺うのでした。
しかし、その車に乗る田辺夫妻(鶴見辰吾・池津祥子)の妙な態度から事件は予期せぬ方向へ向かっていくのでした…。
MIU404「機動捜査隊」1話ネタバレあらすじ感想 まとめ
脚本の野木亜紀子さん、監督の塚原あゆ子さん、プロデューサーの新井順子さんはドラマ「アンナチュラル」以来の再タッグとのことですね。
得田真裕さんによるドラマで流れる音楽、米津玄師さんによる主題歌、そしてその時代の事件や問題を鋭く抉るストーリー。
それらは「アンナチュラル」を彷彿とさせました。
けれど、それを凌駕する新鮮さを感じたのも事実です。
それは星野源さんと綾野剛さん演じるキャラクターの魅力です。
これから、この対照的な2人が相乗効果でどんなバディになり、複雑な現代の事件にどう立ち向かっていくのかとても楽しみです!
コメント