梅雨の季節は、雨が続き蒸し暑いので、気分も下がり気味。
こんなにムシムシジメジメしていると、一体梅雨の湿度はどれくらいあるのか気になる方もいるかと思います。
そして、梅雨・湿度といえば「カビ!」
部屋を見ると、「あんなところにカビが!」そんな経験されたことあると思います。
今回は、そんな梅雨の湿度の平均はどのくらい?なのかや、梅雨の時期に部屋で快適に過ごすことができる方法とカビ対策についてお伝えします。
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!
梅雨の湿度の平均は、78%です。平均気温は28℃。
人が不快に感じる湿度は、79.4%前後だと言われています。
平均で78%ということは、雨が続く日は80%を超えることもしばしば考えられます。
そうなると完全に、人が不快に感じる湿度を超えているので、やはり梅雨時期に、なんだかジメジメして嫌だなと感じるのは理にかなっているということになりますね。
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!
なぜ結露やカビが生じるの?
なぜ結露が発生する?
結露には2種類あることをご存じですか?
窓周辺などの表面に現れる結露を表面結露といいます。
目で確認することができない、壁などの内側で起こる結露を内部結露といいます。
梅雨の時期に発生するのは、内部結露と言われています。
なぜ結露は発生するのでしょうか?
空気中の水蒸気は、含むことができる量が決まっています。
空気の温度が高いと、含むことができる量は増えます。
逆に空気の温度が低いと、その量は減ってしまうのです。
空気の温度が高い状態から低くなったときに、含むことができる水蒸気の量は減り空気中から追い出されて水滴が発生するのです。
分かりやすいものだと、コップに氷水を入れると表面に水滴がつきますよね。
コップの中の温度が高い時に、温度の低い氷水を入れると、コップの中の温度は下がり、含むことができなくなった水蒸気が水滴になりコップ表面に現れるのです。
カビは生じる要因・原因は?
カビが繁殖するには、温度25℃~30℃、湿度80%以上、ほこり食べこぼしなどの栄養が必要になります。
全ての条件が、整うとカビは繁殖をはじめ、増殖をします。
つまり、梅雨の時期はカビには最適の環境なのです。
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!
湿気への正しい対処法やカビ対策も♪
ここからは、湿気への正しい対処法やカビ対策について紹介ます。
湿気への正しい対処法
湿気をためこまない。
湿気はためこむとカビなどの原因になります。扉を開ける、換気をこまめにするなど、湿気をため込まない工夫が必要です。
24時間換気設備や換気扇は、常に入れておきましょう。
湿ったものは、すぐにしまわない。
寝具なども、梅雨の時期や夏などには、布団乾燥機やサーキュレーターをあてて乾燥させることや、一度着た服などはすぐにクローゼットにしまわず、乾燥させてからしまうなどの対策が大切です。
空気の通り道を作る
窓を開けて換気だけでは、なかなか空気の循環がすすみません。扇風機やサーキュレーターを使い、空気の流れを作ることが大切です。
カビ対策
換気をこまめに行う
カビ対策には、温度と湿度のバランスが重要です。
換気をこまめに行うことで、室内にたまった湿度を下げることができます。
シンク下や食器棚、クローゼットなどの扉を開ける
収納の中は湿度がたまりやすいので、扉を開けて空気の循環をすると湿度が下がり、カビ対策になります。
除湿剤を活用する
除湿剤などの除湿グッズを効率よく使用することで、カビ対策になります。
除湿剤の置く場所なども気を付けましょう。
できるだけ、低い位置や四隅に置くと効果的です。
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!適切な換気の仕方とは?
適切な換気回数は、1時間に5分~10分程度。
適切な時間帯は、湿度の低い12時~16時が適切です。
窓やドアを2か所以上開けて、窓は5cm~15cm開ける。
サーキュレーターや扇風機を使用して、空気の流れを作ることが大切です。
エアコンの除湿機能を使用することもおすすめです。
雨のでも、雨が吹き込まない程度ならば換気をしましょう。
コンクリート造の住宅などは、気密性が高いため空気の流れが悪くなります。
よりこまめな換気が必要です。
梅雨の湿度の平均はどのくらい?!まとめ
おうちで快適に過ごすには、湿度と温度のバランスが重要。
梅雨や湿度の高い夏などは、冷房の温度を下げても快適にはなりません。
除湿を心がけることで、快適に過ごすことができます。
また、除湿を心がけるとカビ対策にもなります。
梅雨の時期は、湿気がたまりやすく、カビの発生しやすい時期ですが、湿度や温度を適切に管理することで、結露やカビを防ぐことができます。
日々の工夫で、快適なおうち時間をすごしましょう♪
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