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冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?理由は?小豆やゆず湯についても紹介!

 

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冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?理由は?小豆やゆず湯についても! 年間行事
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 冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入る風習があります。

今回は冬至にかぼちゃを食べるのはなぜなのか、冬至にかぼちゃ以外に食べられる小豆についてや、かぼちゃと小豆のいとこ煮について、またどうしてゆず湯に入るのかといった理由などについて調べてみました!

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冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?理由は?

冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?理由は?

冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?理由は?

冬至にかぼちゃを食べるという風習は広く知られていますが、なぜ夏野菜でもあるかぼちゃを食べるようになったのでしょう。

調べてみると諸説ありますが、かぼちゃは保存がきく上に、少しの期間貯蔵することで水分が抜けて、甘味が増して美味しくなるからだと言われています。

また、今でこそ農業技術の進歩や輸入品などで、一年中緑黄色野菜を食べることが出来ますが、昔の日本は冬至の頃には食べられる野菜はほとんどない状態でした。

そんな時代に、ビタミンAやカロチンが豊富で保存もきくかぼちゃはとても重要な野菜だったと思われます。

さらに、「ん」がつく食べ物を食べると魔除けになり、運も良くなるという風習も関係しているようです。

 

●南瓜(なんきん)=かぼちゃ

●蓮根(れんこん)

●銀杏(ぎんなん)

●寒天(かんてん)

●饂飩(うどん)

●人参(にんじん)

●金柑(きんかん)

 

ちなみに、この「ん」のつく食べ物は「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。

冬至とは?

冬至とは、1年の中で1番日の出から日の入りまでの時間が短い日です。

このことから太陽の力が一番弱い日とされ、翌日からまた徐々に太陽の力が蘇るということで「太陽が生まれ変わる日」と例えられて、古くから世界各地で冬至を祝うお祭りが行われていたそうです。

また、冬至は二十四節気の中の一つで、この二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つに分け、さらにその4つをそれぞれ6つに細かく分けたものです。

二十四節気


立春(りっしゅん)
雨水(うすい)
啓蟄(けいちつ)
春分(しゅんぶん)
清明(せいめい)
穀雨(こくう)


立夏(りっか)
小満(しょうまん)
芒種(ぼうしゅ)
夏至(げし)
小暑(しょうしょ)
大暑(たいしょ)


立秋(りっしゅう)
処暑(しょしょ)
白露(はくろ)
秋分(しゅうぶん)
寒露(かんろ)
霜降(そうこう)


立冬(りっとう)
小雪(しょうせつ)
大雪(たいせつ)
冬至(とうじ)
小寒(しょうかん)
大寒(だいかん)

 

2020年の冬至はいつ?

太陽の通り道を黄道(こうどう)と呼び、天文学ではこの黄道が270度の地点を太陽の中心が通る瞬間を冬至と言い、その瞬間を含む日を冬至日と言います。

そのため、2020年の冬至は以下の通りです。

●冬至

2020年12月21日(月)
19時02分

●冬至日

2020年12月21日(月)

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冬至の日はかぼちゃの他には小豆も?

冬至の日はかぼちゃの他には小豆も?

冬至に小豆を食べるのはなぜ?理由や由来を解説

冬至に小豆を食べるという風習は、中国から伝わったものと言われています。
古来、中国では赤には特別な力があると言われており、魔除けや厄除けの色とされていました。

日本でも昔から、特別な日には小豆の入ったお赤飯を食べてお祝いしますが、冬至も「太陽が生まれ変わる日」と例えられる、特別な日です。

つまり、このお祝いというのは魔除けや厄除けをするという意味でもあるのです。

これらのことから、「ん」がつく食べ物を食べると魔除けになり、運も良くなるという南瓜(かぼちゃ)と、厄除け・魔除けの色を持つ小豆の両方を食べることで、運気を上げ厄も寄せ付けないことになるのですね!

しかし、冬至に小豆を食べる風習は日本全国共通ではなく、北海道・東北・北陸地方や山口県の一部の地域の風習だそうです。

そのため、「冬至に小豆」と聞いて驚かれる方もいらっしゃるようです。

冬至に食べるかぼちゃと小豆のいとこ煮とは?

まず「いとこ煮」とは、神仏へお供えした食材を集めて小豆と一緒に濃い目の味付けで煮たもので、元々は祭礼などの行事食でした。

それを「小豆と野菜の煮物」などと呼ばずに、「いとこ煮」というのには理由がありました。

煮えにくい材料からおいおい鍋に入れて煮込むことから、

おいおい煮る→甥甥煮る

色々な材料を銘々に煮て行くことから、

銘々に煮る→姪姪煮る

これらの「甥」と「姪」から「従兄妹(いとこ)」に繋がり、「いとこ煮」と呼ばれるようになったと言われています。

とんちが効いていて、面白いですね♪

かぼちゃと小豆のいとこ煮レシピ♪

こちらでは、ゆで小豆の缶詰を利用して手軽に作ることが出来るレシピをご紹介します。

かぼちゃと小豆でいとこ煮!

材料 2人前
〇かぼちゃ・・・220g
〇ゆで小豆・・・200g
〇水   ・・・250ml
〇しょうゆ・・・大さじ1

作り方
1.適当な大きさに切ったかぼちゃと水を鍋に入れ、中火で約5分煮ます。
2.かぼちゃが硬めに茹で上がってきたら、ゆであずきと醤油を加え、弱火で10分煮たら完成です。

料理のコツ・ポイント
ゆであずきを入れる前のかぼちゃは、柔らかくしすぎないことがポイントです。
ゆであずき缶の甘さは種類によって異なるので、あまり甘くないものを使う場合は砂糖を様子見で入れて調整して下さい。
醤油がない場合はめんつゆでも代用可能です。

引用元:https://www.kurashiru.com/recipes/fb87b0cc-221b-46cb-91ae-3a543e9872a4

パンにのせて焼いても美味しいということです!

 

冬至の日といえばやっぱり「ゆず湯」!

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なぜ冬至の日にゆず湯に入るのか?由来や意味は?

冬至にゆず湯の由来や意味を調べてみると、そこには日本人ならではの粋な語呂合わせがありました。

まず、ゆずは冬が旬だそうです。
その旬のゆずは香りも強いため、邪気を払ってくれるといわれていたそうです。

また、ゆずが実るまでには長い年月がかかるそうで、このゆずの特徴から「長年の苦労が実りますように…」と掛けていると言われています。

さらに、

ゆず=融通が利く
冬至=湯治

という語呂合わせから、冬至日にゆず湯に入るようになったようです。
粋ですね~♪

ゆず湯のつくり方はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓

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まとめ

まとめ

今でこそ、生活が豊かになり、一年中いろいろな栄養のある食べ物を手に入れることができますが、昔の日本では冬至の頃となると、野菜の収穫も終えて、食べられる野菜はほとんどないような時期だったでしょう。

そんな時期に、保存が効き栄養豊富なかぼちゃを食べるということは、厳しい冬を超えるために重要なことだったと思われます。

そして冬には最適なゆずは、冬が旬で手に入りやすい。

「冬至にかぼちゃを食べる」「冬至にゆず湯に入る」という風習は、理にかなった素晴らしい習慣だったのです。

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