新米の期間は短くて、あっという間に古米になってしまいがちです。
古米になっても、古米独特の匂いが取れて、新米並みに美味しくなれたら最高に嬉しいですよね♪
そこで、古米を新米並に美味しく炊く方法を調べてみると、いろいろな方法があることがわかりました!
今回は、その古米を美味しく炊く方法についてまとめてみました。
古くなった米の処分方法は?寄付や肥料、リサイクルやその他の使い道についても!
古米を美味しく炊く方法! 研ぎ方は?
新米、古米に関わらず、お米を研ぐコツは「素早く」「ムラなく」「やさしく」が基本です。
まず1度目は、水の中にお米を入れます。
それもたっぷりの水の中に入れ、サッとすぐに水を捨てましょう。
これは、お米に水を入れると吸水ムラが出来るのと、水がいっぱいになるまでの間に匂いを吸水してしまうのを防ぐためなのです。
その次に、指先で軽く研いで、3~4回すすぎましょう。
古米に臭いがある場合は、少し擦り合わせて、手の付け根で押して臭いが取れるまで洗いましょう。
古米を美味しく炊く方法! 水につける時間は?
新米ならば40分~1時間ですが、古米の場合は冷たい水に1時間~2時間は水に浸してください。
古米を美味しく炊く方法! 氷を入れる
昔から「お米は冷たい水で炊くと美味しくなる」と言われています。
そこで、お米を研ぎ終えて炊く時に氷を2個入れましょう。
水の量は氷の分だけ少し減らします。
古米は水分が少ないため、食感がパサパサして風味が落ちてしまい、残念ですがお米本来の旨味を味わえません。
そこで、氷を投入すると水がグッと冷たくなり、お米が沸騰するまでに時間がかかることで、お米に甘味が増すのだそうです。
前項に書いた、米を水につける時に「冷たい水に…」というのも、この理由からなのですね!
古米を美味しく炊く方法! みりんを使う
みりんを古米に入れると、みりんに含まれるアルコールが揮発する時に糠臭さを一緒に取り去るため、イヤな臭いが消えます。
また、みりんの中の糖が米をコーティングしてくれるため、炊き上がりがツヤツヤするのです。
そこで、古米を水に浸す際に、1合につき小さじ1/2か1杯ほどのみりんを加えることで、古米も美味しくなります。
古米を美味しく炊く方法! 酒
お米を炊く時に日本酒を加えると、アルコールの消臭作用と日本酒に含まれる糖分が古米を美味しくしてくれます。
お米200gに対して、小さじ1~2杯程度の日本酒を加えるのが良いでしょう。
ただし、使用する日本酒が香りの強いタイプのものだと、炊き上がったご飯も日本酒独特の香りがすることもあるようです。
そのため、香りの強い日本酒を使用する場合は量を少なめにしてみましょう。
古米を美味しく炊く方法! にがり
にがりは豆腐を作る際の凝固剤として用いられます。
その成分は、マグネシウムを主成分として、数十種類ものミネラルが含まれており、美容と健康に良い食品として注目されています。
このにがりを古米1合に対してにがり1~2滴を入れて炊くことで、マグネシウムが米の細胞が壊れるのを防ぎ、水分と旨味を保ちつつ、ふっくらとツヤツヤに炊き上げてくれます。
古米を美味しく炊く方法! 食感やつやを出す食材
次に、古米を炊く時に加えるだけで、食感をアップさせて、つやを出すことが出来る食材を紹介します。
粉寒天
お米1合につき、2g入れるとちょうど良いです。
粉寒天を入れ過ぎると、粘りが強すぎてしまうので気を付けましょう。
もち米
古米全量に対し、およそ1割ほどのもち米を混ぜることで、古米に粘りが増します。
オリーブオイル
ほんの少量加えるだけで、つやが出て美味しくなります。
はちみつ
少量加えることで、お米のつやをアップしてくれます。
古米を美味しく炊く方法は! 旨味を出す食材
続いては、古米の旨味をアップさせる食材を紹介します。
大根おろしの汁
古米1合に対して、大さじ2杯ほどの大根おろしの汁を加えます。
これは、大根に含まれているアミラーゼが、古米のでんぷんを分解してくれるため、お米が芯まで水を吸って炊き上がり、甘味と共に旨味もアップしてやわらかく粘りのある食感になるのです。
昆布
ミネラルが豊富に含まれる昆布を入れることで、古米を美味しくしてくれます。
塩
古米を炊く時に一つまみの天然塩を入れると、お米の甘味を引き出してくれます。
お酢
古米を炊く時にお酢を2~3滴入れておくと、炊飯器に2~3日ならば入れたままにしていてもご飯が傷みにくくなります。
古米を美味しく炊く方法! まとめ
ここまで、古米を新米並みの美味しさに炊く方法についてまとめてみました。
調べてみると、思った以上に多くのコツがありました。
これなら、自宅で保存していたお米が古米になってしまった場合はもちろんのこと、お店でお買い得価格になった古米を購入し、お得に新米並みの美味しさを味わうことができますね!
ぜひ、試してみてはいかがでしょう。
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