手紙の冒頭、挨拶文などで「新緑の季節」という言葉をよく聞きます。
この「新緑の季節」とは、いつなのでしょうか?
それは例えば英語で表現すると、どのような言葉になるのでしょう?
そんな、新緑の季節はいつ?や、手紙やメールの挨拶例文について調べてみました!
新緑の季節はいつ?
よく耳にする「新緑の季節」とは、いったいいつのことをいうのか調べてみました。
冬の間に葉の落ちた樹木から新芽が生まれ、その新芽が春から夏にかけて瑞々しい緑色の葉を茂らせる季節。
南北に細長い日本は、地域によってその感じ方に差があると思いますが、一般的に言うと
「5月」
を「新緑の季節」と言うそうです。
また、俳句の季語で言えば「新緑」は夏の季語、それも初夏の季語になるそうです。
新緑の季節とは?意味は?
新緑の季節は、5月であるといことは前項で紹介しましたが、そもそも「新緑の季節」の意味とは何なのでしょう?
「新緑の季節」の新緑とは、緑色のことです。
それも、春の終わりごろから夏にかけて木々に新しく芽吹いた、鮮やかな若葉の緑色を指します。
葉を落とし厳しい冬を乗り越えた木々が、新たな生命のスタートをする生命力に溢れた若葉の色。
これらのことから「新緑の季節」は、
「若葉が芽吹く季節」
という意味になり、4月の下旬から5月にかけて出す、メールや手紙の時候の挨拶として用いられる言葉でした。
新緑の季節は英語でなんという?英語表現は?
国際化がますます進む今、メールや手紙を英語で出す機会があるかも知れません。
その文章に、日本ならではの時効の挨拶を書き添えたい・・・
そう考えた時、どんな表現になるのか気になりますね!
新緑の季節を英語でいうと
日本語のように季節を形容した言葉を英語ではあまり使わないようですが、「新緑の季節」を英語で言うとすれば、
● the season of fresh green
● fresh green foliage season
● Fresh verdure
などと訳すことが出来るようです。
新緑の季節の情景の英語表現
英語で表現するとなれば、人それぞれでいろいろな文があると思いますが、いくつかの英語表現を挙げてみました。
● It's the fresh green season.
(新緑の季節になりました)
● The season of fresh green has come.
(新緑の季節がやって来ました)
● I’m enjoying new green leaves of early summer.
(初夏の新緑を楽しんでいます)
新緑の季節の手紙・メールの挨拶例文まとめ
これから迎える新緑の季節。
少し改まって、手紙やメールを書く時の挨拶例文をまとめてみました。
● 新緑がまぶしい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
● 若葉の候、いかがお過ごしですか。
● 新緑の候、貴社におかれましては益々御清祥の段、心よりお慶び申し上げます。
● 爽やかな風が心地いい季節、皆様にはますますお元気でお過ごしと存じます。
● 青葉の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
新緑の季節はいつ? まとめ
春夏秋冬と四季がはっきりとした日本、そこから生まれた時候の挨拶。
その中で、今回調べた「新緑の季節」とは、若葉が芽吹く4月下旬~5月のことでした。
美しい新緑の季節、時には気分を変えて、ここで紹介した時候の挨拶を入れた手紙やメールを出しみてはいかがでしょうか。
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