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【MIU404】6話あらすじネタバレ感想!7話予告も!相棒殺し?伊吹は志摩を救えるか!?

 

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【MIU404】6話あらすじネタバレ感想!相棒殺し?伊吹は志摩を救えるか!? 2020春ドラマ
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星野源さん綾野剛さんのW主演ドラマ、MIU404。

6話はいよいよ志摩一未(星野源)の過去が語られるようです!

かつての相棒・香坂(村上虹郎)とはどのような人物だったのか。

志摩(星野源)が「相棒殺し」と噂されるのは、どういうことなのか。

伊吹(綾野剛)は志摩(星野源)を過去から救えるのでしょうか?

そして、物語はここから一気に加速する!

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MIU404「機動捜査隊」5話のふりかえり

日本人の店員が勤務するコンビニを狙ったと思われる強盗事件が続いていたため、志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)は、現場近くのコンビニで店員に扮して張り込みを行います。

 

すると、そのコンビニも強盗に襲われた上、付近のコンビニも次々と強盗に襲われます。

強盗は、なんとか張り込んでいた他の捜査員たちによって一斉に確保されましたが、犯人たちはみんな外国人で、その多くが低賃金で労働する元技能実習生だったのです。

 

志摩一未(星野源)と伊吹藍(綾野剛)にコンビニの仕事を教えた、ベトナム人の留学生・マイ(フォンチー)が勤務する別のコンビニでは、犯人を逃がしてしまいました。

 

そこから、マイ(フォンチー)に共犯の容疑がかかってしまいます。

 

ある日、伊吹藍(綾野剛)は私営の外国人を支援するセンターに勤める、恩師の蒲郡(小日向文世)に会いました。

蒲郡(小日向文世)から外国人労働者の過酷な労働実態と、彼らを金儲けのために利用しようとするものがいることを聞いた伊吹(綾野剛)。

 

その後の捜査で、マイ(フォン・チー)の日本語学校の事務員・水森(渡辺大知)から生徒たちの話を聞くと、彼は留学生たちのことをよく理解していましたが、何か重大なことを隠しているようでした。

 

機捜のスパイダー班がコンビニ強盗を誘発するSNSを調べていくと、発端のアカウントを発見。

なんと水森(渡辺大知)のものだったのです。

水森(渡辺大知)は外国人によるコンビニ強盗を装い、お金を盗み、それを自分の負債の返済に充てていました。

 

それは、外国人労働者を食いものにする監理団体との決別のためでもあったのです。

 

志摩(星野源)から、マイ(フォン・チー)が共犯者の疑いを受けて、逮捕されるかも知れないと聞いた水森(渡辺大知)は、もう一度単独でコンビニ強盗を起こし、マイ(フォン・チー)は無関係だと証明しようとしました。

 

さらに、わざと人の集まる所で捕まるようにして、

「日本に来るな!ジャパニーズ・ドリームはないのだ!」

と、叫んだのです。

 

その事件が大きくニュースとして取り上げられ、外国人労働者の日本での待遇について見直すきっかけを作ったのでした。

MIU404「機動捜査隊」6話ネタバレあらすじ

ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。

4機捜の404号車、志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)は市ヶ谷署管轄のヘルプを終え、分駐に戻るところでした。

しかし、伊吹(綾野剛)は何やらソワソワと挙動不審で、志摩(星野源)を呆れさせていました。

理由は、先日耳にした志摩(星野源)の「相棒殺し」という噂さについて、本人から話を聞こうとしていたからでした。

 

401号車の陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)と共に、分駐所の駐車場に着いた時、伊吹(綾野剛)はお互いを良く知るために話をしよう、と切り出します。

 

しかし、志摩(星野源)は伊吹(綾野剛)の声に、全く聴く耳を持たずに去ろうとします。

伊吹(綾野剛)は取り付く島もない志摩(星野源)の背に向かって

「よっ!相棒殺し!」

と茶化すのでした。

 

同じく駐車場に戻って来ていた陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、その言葉に凍り付き、当の本人である志摩(星野源)も歩を止めたのです。

 

志摩(星野源)は無表情を装いつつも、憤りを隠せない表情で伊吹(綾野剛)を振り返ります。

伊吹(綾野剛)は、

 

「お前のことをそう言っているやつがいるんだよ」

「何の話かなぁと思って」

 

と告げるのですが、志摩(星野源)はそれを全く無視して去って行くのでした。

慌てた伊吹(綾野剛)が志摩(星野源)の後を追うと、陣馬(橋本じゅん)に止められます。

「余計な話を広めるな」

 

さらには、九重(岡田健史)にまで

「本人に直接聴くなんて」

と冷たい目で見られる始末。

 

志摩(星野源)の態度はもちろんのこと、陣馬(橋本じゅん)が志摩(星野源)を自分の言動から守る様子を不審に思った伊吹(綾野剛)は、九重(岡田健史)に確認します。

 

「相棒殺しというのは、アレでしょ?ボケ殺しみたいな、鬼殺しみたいな…」

すると九重(岡田健史)からは

「志摩さんの相棒が死んでいるのは本当ですよ」

「事故か自殺か…他殺か よくわからないみたい」

 

「相棒殺し」の意味を軽く考えていた伊吹(綾野剛)がその説明に衝撃を受けたと同時に、九重(岡田健史)から詳しい話を聞き出すのでした。

 

九重(岡田健史)によると、

 

2013年8月8日の未明、狛江市平羽で男性の遺体が発見された。

男性は警視庁捜査1課所属の香坂義孝巡査部長(村上虹郎)だった。

転落死と見られる。

場所は、香坂刑事(村上虹郎)の自宅があった雑居ビルの敷地内。

遺体を発見したのは、同僚の刑事・志摩一未(星野源)。

香坂刑事(村上虹郎)の遺体は、靴を片方しか履いておらず、もう片方の靴は屋上に残されていた。

近くにはウイスキーのボトル。

 

報道されたのは、ここまでだったということでした。

 

状況から見ると、酔って屋上から転落したと思われる香坂刑事(村上虹郎)ですが、九重(岡田健史)が聞いた話だと、香坂刑事(村上虹郎)はお酒が飲めなかったというのです。

しかし、体内からはアルコールが多量に検出され、遺体から香るほどだったとのこと。

九重(岡田健史)から聞くその内容に、伊吹(綾野剛)はふたたび衝撃を受けるのでした。

 

 

一方、志摩(星野源)は当番明けの休日を前に、報告書を提出するために桔梗隊長(麻生久美子)のデスクに向かっていました。

 

すると、桔梗隊長(麻生久美子)は何やらトラブルの電話中でした。

報告書を手渡しながら、志摩(星野源)が何があったのか尋ねると、桔梗隊長(麻生久美子)の自宅の給湯器の修理日が業者の都合で急に変更になったというのです。

自宅には保護している羽野 麦(黒川智花)がいるため、桔梗隊長(麻生久美子)がいない時に知らない人を家に入れて接触させたくないので困っていたのです。

 

それを察した志摩(星野源)は、これから当番明けで帰宅し寝るだけなので、

「桔梗さんの代わりに、俺で良ければ立ち合います」

と申し出て代理の立ち合いをすることが決まりました。

 

伊吹(綾野剛)は引き続き、九重(岡田健史)に「相棒殺し」の真相について聞きますが、自分より志摩(星野源)と組んでいたことがある陣馬(橋本じゅん)の方が詳しいと話を振ります。

 

そして陣馬(橋本じゅん)が一緒にいたのは、何年も前の志摩(星野源)が捜査一課に入る前だと説明すると、捜査一課に憧れを持つ伊吹(綾野剛)は、志摩(星野源)が捜査一課にいたことを初め知り、イスから転げ落ちるほど驚き、陣馬(橋本じゅん)達はそんな話を2人がしていなかったことに驚きます。

 

 

伊吹(綾野剛)は自分に大事なことを何一つ話していない志摩(星野源)は、自分をなめているのだとし、そこにちょうど帰宅するために現れた志摩(星野源)に直接尋ねることにしました。

 

「6年も昔の事を今さらほじくったってしょうがないだろう!」

と陣馬(橋本じゅん)が止めるのも聞かずに、

 

「志摩にとっては、今も何も終わっていない」

と志摩(星野源)にストレートに尋ねることにしたのです。

 

「志摩、何があった?」

「どうしてウイスキー飲めなくなった?」

 

それに対して、志摩(星野源)は

 

「お前には関係ない」

 

と全く答えようとしないのです。

それどころか、

 

「刑事なら自分で調べろ、まぁ、お前ごときの捜査能力じゃ調べられないだろうけどな!」

 

と挑発するのでした。

 

伊吹(綾野剛)が本気で調べようとしていることについて陣馬(橋本じゅん)が志摩(星野源)に忠告すると、

 

「まぁ、どうせわかりませんよ 本当のことなんか」

 

と、どこか投げやりな態度の志摩(星野源)。

陣馬(橋本じゅん)はそんな志摩(星野源)を心配するのでした。

 

伊吹(綾野剛)は6年前の事件について調べようとしますが、自分一人ではどうにも難しいことをようやく理解し、刑事局長の息子でもある九重(岡田健史)を引き込むことを画策。

 

志摩(星野源)と九重(岡田健史)を比較して、

「九ちゃんには無理か」

のひと言で、捜査を一緒にする仲間にすることに成功したのです。

 

まずは伊吹(綾野剛)が、「相棒殺し」という話を知ったきっかけの刑事に話を聞くことにした2人。

その刑事・捜査一課の刈谷が語る、志摩(星野源)が「相棒殺し」言われる所以は、

 

志摩(星野源)は鼻持ちならないやつだった。

人を小ばかにして、いつだって自分が一番優秀だと思っている。

香坂(村上虹郎)が死んだ日は、タリウム連続毒殺事件の犯人・南田弓子が逮捕された日だった。

その逮捕の日の夕方、志摩(星野源)が香坂(村上虹郎)を殺してもおかしくないほどの剣幕で揉めているのを目撃した。

 

容疑者の女性が逃亡したと連絡があり、捜査員は全員彼女の確保に向かったが、志摩(星野源)と香坂(村上虹郎)だけは来なかった。

 

次の朝、香坂(村上虹郎)が倒れていると志摩(星野源)から110番通報があった。

通報から5分後、近くにいた別の隊員が到着した。

他殺の証拠は見つからなかったが、それは志摩(星野源)が証拠隠滅したのではないか。

その初動捜査にあたったのは、志摩(星野源)と旧知の仲の桔梗ゆづる(麻生久美子)と陣馬耕平(橋本じゅん)だった。

 

…ということからだったのです。

 

その頃、志摩(星野源)は桔梗隊長(麻生久美子)の自宅へ行き、羽野 麦(黒川智花)と桔梗の息子・ゆたか(番家天嵩)と共に給湯器の修理業者を待っていました。

待っている間、羽野 麦(黒川智花)から、事故で亡くなった桔梗(麻生久美子)の夫の事を話す、桔梗(麻生久美子)について聞いた志摩(星野源)。

仕事中は見せないであろう、桔梗(麻生久美子)の可愛い様子を聞かされて、

「へぇ…」

と感慨深げに相槌を打つ、志摩(星野源)だったのです。

 

刈谷刑事から香坂(村上虹郎)と志摩(星野源)の話を聞いた伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)は、当番明けの休日を第3の我が家である馴染みの居酒屋で過ごす陣馬(橋本じゅん)の所に来ていました。

 

3機捜で桔梗隊長(麻生久美子)と陣馬(橋本じゅん)が組んでいた時の、香坂(村上虹郎)の遺体発見現場へ臨場した時の話を聞くためでした。

 

かなり酔った陣馬(橋本じゅん)に尋ねるも、口が堅くなかなか話してくれません。

九重(岡田健史)は、断り続けている酒を自分が飲めばいいのだろうと無理に飲もうとするのを、陣馬(橋本じゅん)が慌てて止めました。

 

「どうして半分も飲んじまうかねぇ」

九重(岡田健史)が香坂(村上虹郎)と重なったのか、当時の事を話しだすのでした。

 

志摩(星野源)が香坂(村上虹郎)に何度電話しても出ないため、自宅に来てみたら倒れていたとのことだった。

遺体からは酒の匂いがして、志摩(星野源)はその酒の名前を「グレングリアン」だと明言したこと。

陣馬(橋本じゅん)が志摩(星野源)に、屋上を見に行こうというと志摩(星野源)は

「非常階段で…屋上にはエレベーターで上がれない」

と詳しかったこと。

 

実際に、屋上へ上がると香坂(村上虹郎)のもう片方の靴が見つかり、奥へ進むとテーブルには志摩(星野源)が言った通り、「グレングリアン」のボトルが中身半分ほどで置いてあった。

 

そのそばには、香坂(村上虹郎)が飲んだと思われるグラスと、使用されていないグラスが1個あった。

陣馬(橋本じゅん)が

 

「グレングリアン…志摩、お前俺たちが来る前、ここに来たのか?」

 

と尋ねると、志摩(星野源)は

 

「いえ、今が初めてで」

「初めてっていうのは、夕べは来てないって意味で」

 

と、動揺しながら志摩(星野源)が答えたこと。

 

これらのことを踏まえ、伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)は、真相について推測しあっていると、酔って寝ていた陣馬(橋本じゅん)が、

「手紙があったんだよ…香坂の最後の」

 

と一言付け加えたのでした。

 

 

志摩(星野源)は同じ頃、桔梗の家で羽野 麦(黒川智花)とゆたか(番家天嵩)とお昼ご飯を食べていました。

そんな最中に、いきなり伊吹(綾野剛)から携帯に電話がかかってきたのですが、内容は他愛もない九重(岡田健史)と陣馬(橋本じゅん)の話でした。

 

世界一意味のない内容だと、あっさり切ってしまう志摩(星野源)に対して、ゆたか(番家天嵩)が

「休みなんだから出なきゃいいのに」

と言うと、

「相棒からSOSだったら、間に合わなかったら困るだろ」

と返す志摩(星野源)でした。

 

 

居酒屋を出た伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)は、お酒の匂いをプンプンさせたまま桔梗隊長(麻生久美子)の元へ向かいました。

「休みの日は飲んでもいいけど、署に来るな」

そう桔梗隊長(麻生久美子)に言われつつも、陣馬(橋本じゅん)から聞いた香坂(村上虹郎)の最後の手紙について尋ねます。

 

「帰りなさい 面白半分に調べることではない」

「機密です」

 

きっぱり却下されるのですが、伊吹(綾野剛)が面白半分ではない、志摩(星野源)と全力で走るのに必要だという熱い言葉に、桔梗隊長(麻生久美子)は折れたのです。

 

そして、桔梗隊長(麻生久美子)が伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)に見せたものは、香坂(村上虹郎)の転落死事件に関する部外秘の報告書でした。

 

志摩(星野源)を4機捜に呼ぶときに、反対する声が一部にあり、刑事部長に提出するためにわざわざ作ったものだったのです。

 

そこには様々な捜査書類と共に、香坂(村上虹郎)の遺書ではなく、退職願があったのです。

報告書と退職願に書かれていたこととは…

 

タリウム連続毒殺事件を捜査していた志摩(星野源)と香坂(村上虹郎)は、同じ職場の中山詩織(北浦 愛)が被害者と不倫関係にあるという匿名のタレこみメールがあり、話を聞きに行った。

 

しかし、証拠がなかなか掴めず、志摩(星野源)から調べ方が足りないと言われ香坂(村上虹郎)は焦っていた。

休みの日も中山詩織(北浦 愛)を調べていたところ、彼女から家に上がるよう誘われた。

そこでタリウムを混入したと思われる麦茶を無理やり飲まされた香坂(村上虹郎)。

どうにかして証拠を…と焦る一方、相棒の志摩(星野源)には使えない奴だと思われたくない、捜査一課にいられなくなるとの思いから、相談できなかった。

 

そんな中、香坂(村上虹郎)は中山詩織(北浦 愛)がタリウムを入手した証拠を掴んだ。

それは香坂(村上虹郎)が中山詩織(北浦 愛)になりすまして作った証拠だった。

けれど、犯人は中山詩織(北浦 愛)なのだから、捕まえればそれでいいのだと、自らもタリウムを飲まされたと思い、それも証拠に出せるようにと毛髪や尿の検査を出していたのだ。

 

しかし、結局逮捕された犯人は中山詩織(北浦 愛)ではなく、南田弓子( 範田紗々)という別の女性だった。

中山詩織(北浦 愛)は、南田弓子( 範田紗々)が犯人だと気づいた上で、自分が犯人であるかのようなタレこみメールを自ら送り、捜査を撹乱して楽しんでいたのだった。

 

これで、香坂(村上虹郎)がやったこと全て、ただの捏造になってしまったのです。

 

 

伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)は、その報告書を読んだ後も現場の雑居ビルを調べていました。

香坂(村上虹郎)の司法解剖の結果を見ると、低い場所からの転落死ということだったのです。

陣馬(橋本じゅん)が説明するに、手すりから落下時の指紋も取れていて、現場に矛盾はない、間違いなく事故だったとのことでした。

 

香坂(村上虹郎)には一人暮らし母親がいたそうです。

受理前だった退職願と手紙は、一課長の判断で公表せず、死亡退職金を出すことにしたのだそうです。

 

伊吹(綾野剛)が志摩(星野源)に

「刑事なら自分で調べろ、まぁ、お前ごときの捜査能力じゃ調べられないだろうけどな!」

と言われて調べた、志摩(星野源)の「相棒殺し」の捜査は

「事故死」

だったと結果が出ました。

 

その報告を直接、志摩(星野源)に報告した伊吹(綾野剛)ですが、どうしてもわからなかったことを志摩(星野源)に聞きます。

「生きてる香坂に最後に会ったのはいつ?」

「志摩はその時、なんて声かけたの?」

 

その答えは…

「香坂(村上虹郎)が肩を落として手紙を書いている時」

「あのビルの屋上」

「…どちらにも、行かなかった」

 

志摩(星野源)は、手紙を書いている姿をそっと覗いたけれど、中には入らなかったのです。

そして、署内で残って始末書を書いている志摩(星野源)に、いつの間にか家に帰っていた香坂(村上虹郎)から届いたメール、

 

「うちの屋上で飲みませんか。志摩さんの好きな酒、買って待ってます」

 

については、何言ってんだと無視したというのです。

 

あれから、何度も何度も何度も…後悔し続けていた志摩(星野源)。

志摩(星野源)が香坂(村上虹郎)に最後に掛けた言葉は

「進退は自分で決めろ」

でした。

 

志摩(星野源)は自分を責め、香坂(村上虹郎)の死は事故死とは思えないでいるのでした。

そんな会話をしている中、香坂(村上虹郎)が事故死したビルの屋上で、伊吹(綾野剛)は驚くべきものを発見し、志摩(星野源)を呼び寄せました。

 

それは、屋上から見えるマンションのバルコニーに

「2013年8月8日深夜2時頃 この部屋を見て110番通報してくれた人!探してます!!」

と書かれた、人探しの大きなポスターでした。

 

香坂(村上虹郎)は、あの日、このビルの屋上で志摩(星野源)を待ちながら景色を見ている時に、そのマンションに侵入する男の犯行を目撃していたのです。

 

そこで香坂(村上虹郎)はすぐに110番通報し、自らも急いでその現場に行こうと非常階段を駆け下りる際に、誤って転落してしまったのでした。

 

香坂(村上虹郎)の通報によって助かった女性は、結婚して引っ越すため、その前に恩人である通報者にお礼を言いたかったとのことでした。

 

志摩(星野源)は、あの事故以来やっとその現場へ来ることができ、香坂(村上虹郎)が倒れていた場所でかつての相棒に語り掛けるのでした。

 

「お前の相棒が伊吹みたいなやつだったら、生きて…刑事じゃなくても、生きて…やり直せたのになあ 忘れない 絶対に忘れない」

 

 

そんな目まぐるしい一日の終わり、桔梗隊長(麻生久美子)の息子から志摩(星野源)に電話が入り、伊吹(綾野剛)と共に桔梗宅で焼肉を食べることになりました。

楽しく和やかな夕食のひととき、家の外には昼間、給湯器の修理をしたワゴン車が停まっています。

ワゴン車の中には、修理作業をした男が受信機を手にしていました。

その受信機からは、桔梗(麻生久美子)や伊吹(綾野剛)たちの会話が聞こえるのでした…。

MIU404「機動捜査隊」6話ネタバレ感想

ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。

#6 リフレイン

MIU404の6話は、当番明けの休日、その一日のお話でした。

陣馬(橋本じゅん)が昼間の居酒屋でお酒を飲み、相棒の九重(岡田健史)に煙たがられる話、家族には厄介者扱いされる話などを泣き上戸で話す様子や、珍しくお酒に付き合ってほろ酔いになり、博多弁で喋り出す九重(岡田健史)

 

4機捜の絆がとても強くなって来たと感じました。

チームとしての絆が強くなる一方で、志摩(星野源)はバディである伊吹(綾野剛)にはまだ、心を開き切ってはいないのです。

 

その最たるものが志摩(星野源)の噂、「相棒殺し」です。

現在の相棒として、その噂の真相を知りたい伊吹(綾野剛)と、「お前に関係ない」という志摩(星野源)。

 

刑事なら自分で調べろと言われて、さらに意欲を燃やした伊吹(綾野剛)は、九重(岡田健史)をこの件の相棒にして調べ直すのです。

 

この伊吹&九重コンビが、なかなか良かった!

今まで、九重(岡田健史)は伊吹(綾野剛)を刑事として認めていませんでした。

けれど目的に向かって一緒に行動するうちに、九重(岡田健史)の素の面が出てきて、伊吹(綾野剛)とふざけたり、一緒に悩んだり…。

 

頭でっかちで、カチコチに硬いキャリアの坊ちゃんに、ようやく血が通ったと感じました。

 

しかし、今回のストーリーは志摩(星野源)と香坂(村上虹郎)についてがメインです。

この2人の話は本当に悲しい。

 

志摩(星野源)は自他共に認める頭のキレる捜査一課の刑事、それに対し香坂(村上虹郎)は所轄から捜査一課に配属されて間もない様子の若い刑事。

 

香坂(村上虹郎)が志摩(星野源)に対して、きっと憧れを抱いていたのでしょう。

だから余計に、手柄をあげたい、早く認めてもらいたい!

失敗は知られたくない…。

その葛藤が、タリウム連続毒殺事件の捜査で最悪の結果をもたらしてしまったのです。

それも中山詩織(北浦 愛)という、警察の捜査を撹乱して楽しむというの悪い女に目をつけられてしまった。

 

捜査が進まず、焦る香坂(村上虹郎)を部屋に招き入れ、出した麦茶を飲まない香坂(村上虹郎)に、無理やり口移しで飲ませた中山詩織(北浦 愛)。

あたかもその麦茶にはタリウムが入っていたように匂わせて…!

香坂(村上虹郎)は、自分の命も危険にさらされて混乱したと同時に、中山詩織(北浦 愛)が毒殺事件の犯人だと確信したのです。

 

けれど、証拠が見つからない!毒を飲まされてしまった!逮捕する前に、自分は死ぬかもしれない!

この時の香坂(村上虹郎)はどれほど悩み、苦しんでいたことでしょう。

でも、相棒の志摩(星野源)には相談できないのです。

何故ならば、勝手な捜査をして中山詩織(北浦 愛)の誘いに乗ってしまったという事実を話さなければならないから。

 

使えない奴だと見限られ、捜査一課にはいられなくなるのだと考えたのです。

 

一人暮らしの母親にも心配かけたくない、立派に刑事として頑張ているところを見せたかったのでしょう。

 

母親との電話のシーンには、まるで私が香坂(村上虹郎)の母親になった気持ちになり、本当に切なくなりました。

 

どうしても手柄を立てたい香坂(村上虹郎)は、やってはいけない方法を取ってしまったのです。

中山詩織(北浦 愛)が犯人だと信じる香坂(村上虹郎)は、捕まえてしまえばこっちのものだとでも思ったのでしょうか。

香坂(村上虹郎)が中山詩織(北浦 愛)になりすまして、タリウムを購入するメールを送っていたのです。

「証拠を見つけました!」

と捜査本部に意気揚々と入ってくる様子は、なんの悪気もない態度でした。

香坂(村上虹郎)が考える「正義」のためだったのでしょう。

 

しかし、志摩(星野源)は見抜いてしまいました。

激昂した志摩(星野源)が香坂(村上虹郎)をつかまえて、別室に連れ込むところを刈谷刑事に見られたのがこの時だったのですね。

 

この時の様子から、志摩(星野源)の「相棒殺し」の噂が広まったのです。

 

そこで、中山詩織(北浦 愛)になりすまして証拠を作ったのかと追及する志摩(星野源)に、香坂(村上虹郎)は

「もし仮に、そうだとして、それが何です?」

「大きな正義の前に、そんな些末なこと」

と言ってしまうのです。

 

香坂(村上虹郎)は、必ず中山詩織(北浦 愛)の部屋からタリウムが出ると信じて疑わないのです。

 

「あいつはこの先何人殺すかわからない。家宅捜索するべきだ!」

「こっちは命がけでやってんだ!」

「逮捕するんです!逃げられる前に!」

 

ほとんど、絶叫です。

この時、志摩(星野源)は香坂(村上虹郎)の様子が普通ではないと気づいたのでしょう。

 

部屋の外が騒がしくなり、志摩(星野源)がひとりで確認に行きます。

しばらくしてから、戻った志摩(星野源)が、犯人が逮捕され、部屋からタリウムも見つかったと香坂(村上虹郎)に告げました。

この時の香坂(村上虹郎)の、それ見たことかという得意げな表情。

さらには、

「あ~あ、俺たちの手柄になるはずだったのに」

と言ってしまう。

すっかり、その気になっている香坂(村上虹郎)は、志摩(星野源)の「ニセの証拠で?」という質問にもあっさり、「はい」と認めてしまいました。

「でも、結果は同じでしたよね」

そう続けた香坂(村上虹郎)に、志摩(星野源)は逮捕者の書類を見せます。

そこにあった名前と顔は、中山詩織(北浦 愛)ではなかったのです。

 

「逮捕された女だ。名前は南田弓子」

 

香坂(村上虹郎)は、谷底に突き落とされた気持ちだったことでしょう。

 

伊吹(綾野剛)は、桔梗隊長(麻生久美子)に見せてもらった、部外秘の報告書と、当時の司法解剖の結果、それに陣馬(橋本じゅん)の証言から、香坂(村上虹郎)は「事故死」だったと確認し、志摩(星野源)は「相棒殺し」ではなかったと結論を出したのです。

 

伊吹(綾野剛)が志摩(星野源)に結果報告をした後、どうしてもわからなかった志摩(星野源)が香坂(村上虹郎)に最後に会ったのはいつなのか、なんて言葉をかけたのか尋ねるシーンは、切なかった!

 

香坂(村上虹郎)はひとり、退職願を書きます。

さらに、志摩(星野源)が始末書を書いているうちに香坂(村上虹郎)は帰宅してしまい、メールを送って来たのです。

「うちの屋上で飲みませんか。志摩さんの好きな酒、買って待ってます」

 

志摩(星野源)の回想シーンでは、その両方とも香坂(村上虹郎)のそばに行き、励まし、声を掛けていました。

 

けれど、実際はどちらにも行かず、最後に声を掛けたのは、あの南田弓子が逮捕された時の

「進退は自分で決めろ」

だったのです。

 

それを聞き出す伊吹(綾野剛)の優しい声。

答える、上ずった頼りない志摩(星野源)の声。

あれから、ずっと後悔し続けた志摩(星野源)。

 

犯人を逮捕する時に、声を掛ける。

それらは全てブーメランのように自分に返ってくるのだという志摩(星野源)。

 

苦しみ続ける志摩(星野源)を救ったのは、伊吹(綾野剛)と香坂(村上虹郎)でした。

香坂(村上虹郎)が非常階段から落ちた理由、それは近くのマンションで起きた事件を目撃し、刑事らしくその犯人を追うためだった。

それに気づけた伊吹(綾野剛)が素晴らしい!

このことで、志摩(星野源)はどれだけ救われたことでしょう!

一視聴者の私でさえ、香坂(村上虹郎)が、ただ絶望の中にいたわけではなかったと、最期まで刑事だったとわかって救われた思いなのです。

 

今回の件で、伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)の間の壁はなくなったと思います。

 

けれど、6話の最後に不穏なことが…。

給湯器の修理業者は、羽野 麦(黒川智花)を狙うグループのようで、室内に盗聴器を仕掛けて行ったようなのです。

 

ああ、どうかどうか、誰も傷つきませんように!!

MIU404「機動捜査隊」6話Twitterの反応

 

 

 

 

 

MIU404「機動捜査隊」7話予告

 

志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)は、トランクルームの中に男性の遺体があるとの通報を受けて初動捜査に駆けつけます。

 

現場で目にしたものは、トランクルームの中で大量の猫砂に埋まり、微笑むような穏やかな顔の死体でした。

 

自殺にも見える状況ですが、2人はただの自殺ではないと、トランクルームの利用者・ジュリ(りょう)と、家出少女のスゥ(原菜乃華)とモア(長見玲亜)の事情聴取を行うことにします。

 

さらに、違法にトランクルームに住んでいる男・倉田(塚本晋也)から、死亡した男についての証言を得ることが出来たのです。

 

その一方で、4機捜の陣馬(橋本じゅん)は、結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するために会場に向かっていたのですが、その途中で偶然にも指名手配犯と遭遇し、急遽追跡することになったのです…。

 

MIU404「機動捜査隊」6話ネタバレあらすじ感想 まとめ

ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。

MIU404の6話も、これからのストーリーに繋がる伏線が見え隠れしていました。

ハムちゃんこと羽野 麦(黒川智花)は、無事でいられるのか?

桔梗隊長(麻生久美子)と息子のゆたか(番家天嵩)も、危害が及ばないか?

そして・・・志摩(星野源)と桔梗隊長(麻生久美子)との関係は!?

 

また、ドラマ「アンナチュラル」の世界と繋がっている、この「MIU404」ですが、今回の香坂(村上虹郎)の検体者記録の執刀医の名前が「三澄ミコト」になっていましたね!

そうです、「アンナチュラル」の主人公、石原さとみさんが演じた三澄ミコトが、執刀していたのです。

まだまだ、こんな隠れネタもあるかもしれないので次回のMIU404も要チェックですね♪

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