生活の一部となっているインターネットですが、ストレスなく利用するためにはメッシュwifi
や中継機などの活用が必要不可欠といってよいですね。
今回は、「メッシュwifiと中継器の違いとは？メッシュwifi・中継機・メッシュ中継について詳しく解説！」と題して、メッシュwifiや中継機がどのようなものなのか、どんな役割を果たしてくれるのか、また、メッシュwifiと中継器の比較などについて紹介していきます。
メッシュwifiと中継器の違いとは？メッシュwifiとは？
メッシュwifiとは何かというと、「メッシュ（Mesh）」は「網の目」のことで、ネットワーク機器をつなげてwifiを張りめぐらせる通信形態のことです。
パソコン、タブレット、スマートフォンなど複数の端末を使用してインターネット、YouTube、ゲームなどを楽しむことが多くなっています。
ただ、メインルーターのみで複数の端末を使用すると接続のスピードが遅くなったり、別の部屋で端末を使用する時には壁などが障害になってしまって電波が弱くなってしまうことがあります。
このような状況を解消することができるのがメッシュwifiです。
メッシュwifiは、自動で通信経路を構成してくれる優れものです。
メインルーター以外にサテライトルーターを設置して、目に見えない線を網目のように増や
すことで、広いエリアで通信が安定します。
つまり、メインルーター以外に複数の子機を使用してネットワークを作るということです。
さらに、メッシュwifiは、障害のある地点を避けて迂回して正常に通信ができるという障害
に強い一面があり、頼もしくて信頼性が高いのが良いところです。
通信形態は有線と無線がありますが、メッシュwifiは特に無線でネットワークを構成したも
のになります。
メッシュwifiと中継器の違いとは？中継機とは？
中継機は、wifiのエリアを広げることができる有効な機器です。
中継機を設置することで電波をより強くしてくれますから、インターネットなどの通信が安定します。
メインルーターを設置している部屋以外の部屋で、インターネットなどを利用する場合は、壁などの障害物によって電波が行き届かなくなってしまい、通信が遅くなったりしてしまうことがあるので設置する場所が重要です。
中継機をベストポイントに設置すると電波が届いてくれるため、一定の通信が確保でき途切れ途切れにならないでインターネットなどを利用することができます。
メッシュwifiと中継器の違いとは？
メッシュwifiと中継機がどんなものか説明しましたが、両者にはどのような違いがあるのか簡単に比較してみました。
設置台数
・メッシュwifi・・・2台から10台
・中継機・・・1台
設置場所
・メッシュwifi、中継機ともに適切なポイントに設置。
接続方法
・メッシュwifi・・・自動接続
※メインルーターとサテライトルーターが一体となってネットワークが作られており、自動
で切り替わって電波をひろってくれるため、通信が途切れることがめったにない。
・中継機・・・手動接続
※メインルーターと中継機が独立しているためメインルーターの接続を解除してから改めて
中継機と接続する必要があることから、メインルーターの電波をひろったまま中継機に切り
替わらないことがある。
接続範囲
・メッシュwifi・・・広範囲で障害物に強い。
・中継機・・・メインルーター及び中継機周辺で障害物に弱い。
設置費用（目安）
・メッシュwifi・・・2万円以上。
・中継機・・・1万円以内。
技術的に違う部分はあるものの、広範囲で使用可能であるかどうか、接続が自動なのか手動なのかというところが大きな違いです。
あとは費用面です。
メッシュwifiと中継器の違いとは？メッシュ中継とは？
メッシュ中継とは、メッシュ中継機を設置することで
「wifiが届くエリアを拡大することができる」
というものです。
メッシュ中継機を使うと、メインルーターと中継機の電波が、まとまった一つのネットワークと
して作られ、wifi電波のガバレッジ（送受信が可能な範囲）が広がるため通信が安定します。
一般的にwifiは、アクセスポイント（パソコン、ゲーム機、スマートフォンなど複数の端末
を無線LANに接続する機器）とパソコンなどの端末との間に壁などの障害物があったり、
アクセスポイントとの距離があるなどにより電波が届きにくくなり、通信速度が低下することが多いのですが、メッシュ中継によって電波が届きにくくかった場所でも安定した通信が確保できるようになります。
これにより、動画投稿サイトなども快適に見ることができるようになります。
また、ストリーミング配信（データを分割して受信し再生する方法）サービスも同様にスト
レスなく見ることが可能になります。
どのような環境に適しているのかというと
一戸建て2階以上で部屋数が多い場合やRC造（鉄筋コンクリート造）のマンションに住んでいる場合、また、パソコンなどの端末を複数所有している場合などです。
電波は金属、コンクリートや土壁の影響を受けやすいですが、間取りが多い家や鉄筋の建物でもメッシュ中継機を設置することで電波がしっかり広がるということです。
インターネットなどを利用する時には、メインルーターへのアクセスが集中しがちですが、
それが分散されますし、テレビなどの家電によって電波の影響も受けにくいです。
これがメッシュ中継の特徴です。
メッシュwifiと中継器の違いとは？まとめ
メッシュwifiは、従来の中継器の弱点をカバーしており精度もあがっています。
メッシュwifiと中継器は接続範囲や接続方法などの違いはありますが、どちらが良いとか悪いとかではなく、ライフスタイルによって使い分けることをおすすめします。
メッシュwifiの設置方法とは？簡単な 方法を解説！ポイントと注意点も♪
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